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中国人口の半数が糖尿病または糖尿病前症

2022年1月8日  Journal of the American Medical Association

中国本土の成人(18歳以上)の糖尿病について、有病率、患者の認知度、治療、危険因子の動向を横断的全国代表調査データに基づき推定。2013-2014年は17万287例(中央値55.8歳、重み付けした女性比率50.0%)、2018-2019年は17万3642例(同51.3歳、49.5%)を解析対象とした。 その結果、糖尿病の推定有病率は、2013年は10.9%だったが、2018年には12.4%に増加した(P<0.001)。糖尿病前症の推定有病率も、2013年の35.7%から2018年には38.1%になった(P=0.07)。 2018年には、成人患者の36.7%が病態を認識しており、32.9%が治療中で、そのうち50.1%がコントロール良好だった。この割合に2013年から大きな変化はなかった。2013年から2018年にかけて、身体活動量が低下し、赤身肉の摂取、過体重および肥満が有意に増加した。...