臨床病期I期の非小細胞肺がん(NSCLC)切除後の喫煙継続が長期転帰に及ぼす影響について、退役軍人保健局(VHA)データセット(患者7489例)を用いた後ろ向きコホート研究で調査。手術から1年後の喫煙継続と生存率の関連を検討した。 手術時に喫煙していた患者4562例(60.9%)のうち2648例(58.0%)が術後1年時点で喫煙を継続していた。手術時に喫煙していなかった2927例(39.1%)のうち573例(19.6%)が喫煙を再開し、術後1年時点で喫煙していた。術後1年時点の喫煙継続で総生存率(OS)が有意に低下したが(調整後ハザード比1.291、95%CI 1.197-1.392、P<0.001)、無病生存率の低下との関連は認められなかった(同0.989、0.884-1.106、P=0.84)。...
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