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クローン病のウパダシチニブ、延長試験でも有効性確認

2022年1月17日  専門誌ピックアップ

クローン病に対するウパダシチニブの長期有効性と安全性を第II相二重盲検無作為化試験(CELEST試験)の非盲検延長試験で検討。52週間のCELEST試験を完了した107例を延長試験(CELEST OLE試験)に登録し、徐放性製剤15mgの1日1回(QD)、30mgのQD、用量漸増(CELEST OLE試験で即放性製剤15mg QDを開始した患者が4週以降に無反応となった場合即放性製剤30mg QDへ漸増)を評価した。 その結果、臨床的寛解は全群で0週から30カ月まで維持された(30カ月時:15mg群61%、30mg群54%、用量漸増群55%)。内視鏡的反応も全群で維持された(24カ月時:68%、67%、40%)。有害事象(AE)、重篤なAE、投与中止に至ったAE、感染症、重篤な感染症、帯状疱疹、クレアチンホスホキナーゼ増加の発生率は15mg群より30mg群で高かった。...