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ACL再建後のリハビリの効果を評価

2022年1月18日  The Journal of Bone & Joint Surgery

前十字靭帯(ACL)再建術後のさまざまなリハビリテーション法が手術成績およびスポーツ復帰にもたらす効果をエビデンスレベルIまたはIIの試験50報の系統的レビューで評価した。 その結果、加速的リハビリテーションは、再建術に半腱様筋腱と薄筋腱を用いた患者に有効だった。高負荷運動による血流制限トレーニングは、ACL再建術後の回復に効果がなかった。開放運動連鎖(OKC)運動の早期導入により、ACL再建術の転帰が改善した。神経筋電気刺激療法は、単独およびリハビリ運動との併用で効果が認められた。筋肉機能の回復に筋電図バイオフィードバックが有用で、全身振動療法により姿勢制御が改善された。指導下のリハビリテーションは、指導なしのリハビリテーションよりも効果が高かった。...