リセドロン酸は休薬中の骨折リスクがやや高い
2022年1月26日
Annals of Internal Medicine
ビスホスホネート(BP)製剤、リセドロン酸またはアレンドロン酸を3年以上投与したのち休薬している66歳以上の患者を対象に、休薬期間中の骨折リスクをコホート試験で比較。主要評価項目は、120日間の確認期間を設けた後3年以内の股関節骨折リスクとした。傾向スコアでマッチさせた2万5077組(平均年齢81歳、女性81%)を対象とした。 その結果、リセドロン酸の股関節骨折発生率がアレンドロン酸群よりも高かった(ハザード比1.18、95%CI 1.04-1.34)。この関連性の強さは、あらゆる骨折を対象とした場合(ハザード比1.07、95%CI 1.00-1.16)および休薬期間が短い場合(ハザード比:1年1.03、95%CI 0.85-1.24、2年1.14、95%CI 0.96-1.32)に減弱した。...
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