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BMIと腹囲に2型糖尿病リスクとの強い線形関係

2022年1月29日  British Medical Journal

身体計測値および肥満指数と2型糖尿病リスクの関連性を、系統的レビューとコホート研究の用量反応メタ解析で検討。2型糖尿病患者230万例を含む一般成人集団2600万例の全身肥満または中心肥満および体脂肪量と2型糖尿病リスクの因果関係を検討したコホート試験216件を対象とした。 その結果、相対リスクは、BMI 5単位増加で1.72(95%CI 1.65-1.81、182報)、腹囲10cm増大で1.61(同1.52-1.70、78報)、腹囲-臀囲比0.1単位増加で1.63(同1.50-1.78、34報)、腹囲-身長比0.1単位増加で1.73(同1.51-1.98、25報)、内臓脂肪型肥満指数1単位増加で1.42(同1.27-1.58、9報)、体脂肪率10%上昇で2.05(同1.41-2.98、6件)、体型指数(BSI)0.005単位増加で1.09(同1.05-1.13、5報)、体脂肪指数(BAI)10%上昇で2.55(同1.59-4.10、4報)、臀囲10cm増加で1.11(同0.98-1.27、14報)だった。BMIと2型糖尿病リスクとの間に強い正の線形関係が認められた。さらに、地域および民...