重症高トリグリセリド血症患者を対象に、エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸を含有する新規オキアミ油(クリルオイル)由来製剤ω-3-PL/FFA(CaPre)の脂質低下効果と安全性を検討。同一デザインの無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験2件を実施した(TRILOGY 1試験およびTRILOGY 2試験、合計520例)。主要評価項目は12週時の血中トリグリセリド(TG)値の変化率とした。 ITT解析の結果、12週時のTG値の低下率はω-3-PL/FFA群26.0%、プラセボ(コーンスターチ)群15.1%(群間差-10.9%、P=0.02)で、26週時の群間差は-12.7%(P=0.02)だった。その他の脂質パラメータに有意な変化は見られなかった。ω-3-PL/FFAの忍容性は良好で、安全性に関するデータはプラセボとほぼ同じだった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。