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TJA後の再手術リスク関連遺伝子変異を同定

2022年2月1日  The Journal of Bone & Joint Surgery

Swedish Twin Registryに登録された人工関節全置換術(TJA)施行の双生児1130組を対象に、再手術リスク関連遺伝子変異をゲノムワイド関連解析で同定。平均追跡期間9.4年で75例が無菌性緩みにより、94例が何らかの理由により再手術を受けた。 その結果、無菌性緩みによる再手術リスクに関連する9個のゲノムワイド有意な一塩基多型(SNP)が確認され、ELAPOR2遺伝子に位置するrs77149046(ハザード比5.40、95%CI 3.23-9.02、P=1.32×10-10)、SLC6A6のコード領域内にある4個のSNP(ハザード比の範囲3.35-3.43)、ABO血液型システムのコード領域に位置するrs7853989(ハザード比3.46、2.33-5.13、P=6.91×10-10)などがあった。再手術リスク関連の有意なSNPが7個確認され、その中の4個はSLC6A6のコード領域にあった。主なSNPのrs62233562のハザード比は3.11(95%CI 2.19-4.40、P=1.74×10-10)で、SNP3:14506680(P=1.78×10-10)、rs228...