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先端巨大症、経口オクトレオチドが注射剤に非劣性示す

2022年2月5日  専門誌ピックアップ

ソマトスタチン受容体リガンド注射剤(iSRL)を投与している先端巨大症患者を対象に、経口オクトレオチドによる生化学的奏効および症状コントロールの維持を第III相無作為化比較試験で検討。導入期に146例に経口オクトレオチドを投与し、生化学的奏効および十分なコントロールを達成して導入期を完了した92例を無作為化により経口オクトレオチドまたはiSRLに割り付けた。主要評価項目は、無作為化期を通して生化学的奏効を維持した患者の割合の非劣性検証とした。 その結果、経口オクトレオチド群55例中50例(91%)およびiSRL群37例中37例(100%)が生化学的奏効を維持した。調整後群間差の両側95%信頼区間(95%CI -19.9-0.5)の下限値が事前に設定した非劣性基準(マージン-20%)を満たし、経口オクトレオチドのiSRLに対する非劣性が示された。...