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ルーワイ胃バイパス術で併存疾患の薬物使用がやや減少

2022年2月6日  JAMA Surgery

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術またはルーワイ胃バイパス術(RYGB)を受けた米メディケア受給者9万5405人を対象に、術後5年間の糖尿病、高血圧および高脂血症の薬物治療中止率を比較した。 その結果、5年累積薬物治療中止率は糖尿病薬使用者3万588例でRYGB 74.7%、スリーブ状胃切除術72.0%、降圧薬使用者5万2081例で53.3%、49.4%、脂質低下薬使用者3万5055例で64.6%、61.2%だった。術後に薬物治療を中止した患者のサブグループでは、RYGBが袖状胃切除術よりも中止後5年間の再開率がわずかに低く、5年累積再開率は糖尿病薬中止者1万9599例でRYGB 30.4%、スリーブ状胃切除術35.6%、降圧薬中止者2万1611例で67.2%、70.6%、脂質低下薬中止者1万8546例で46.2%、52.5%だった。...