身体活動モニターで身体活動量が増える
2022年2月7日
British Medical Journal
身体活動モニター(PAM)を用いた介入が身体活動量にもたらす効果を系統的レビューとメタ解析で推定。成人を対象とし、PAMからフィードバックを受ける介入群とフィードバックを受けない対照群を比較した無作為化比較試験を対象とし、参加者1万6743例、141の試験間比較を含む無作為化比較試験121件を組み入れた。 その結果、PAMを用いた介入群では、身体活動性に対して1日1235歩に相当する中等度の効果(標準化平均差0.42、95%CI 0.28-0.55)、中強度ないし高強度の身体活動に対して週48.5分に相当するわずかな効果(同0.23、0.16-0.30)、座位時間に対して1日9.9分に相当するわずかで有意でない効果(同-0.12、-0.25-0.01)が認められた。全評価項目でPAM介入群の方が優れていた。エビデンスの確実性は、身体活動性に対して「低」、中強度ないし高強度の身体活動および座位時間に対して「中」だった。...
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