進行子宮内膜がんにレンバチニブとペムブロリズマブが有効

プラチナ製剤治療歴のある進行子宮内膜がんに用いるレンバチニブとペムブロリズマブの併用療法の有効性を第III相試験で検討。ミスマッチ修復機能欠損なし（pMMR）疾患697例とミスマッチ修復欠損疾患130例を無作為化によりレンバチニブ＋ペムブロリズマブと医師が選択した化学療法に割り付けた。主要評価項目は、無増悪生存期間と全生存期間とした。 その結果、無増悪生存期間中央値は、レンバチニブ群の方が化学療法群よりも長かった（pMMR集団：増悪または死亡のハザード比0.60、95％CI 0.50-0.72、P＜0.001、全体：ハザード比0.56、95％CI 0.47-0.66、P＜0.001）。全生存期間中央値もレンバチニブ群の方が化学療法群よりも長かった（pMMR集団：死亡のハザード比0.68、95％CI 0.56-0.84、P＜0.001、全体： ハザード比0.62、95％CI 0.51-0.75、P＜0.001）。グレード3以上の有害事象がレンバチニブ群の88.9％、化学療法群の72.7％に発現した。...