原発性開放隅角緑内障の病期別の緑内障性視野欠損(VFD)パターンを検討。早期、中期および後期のVFD患者各100例の視野データを解析対象とし、欠損の位置、欠損がみられる半視野、盲点とのつながりに関して全検査を分類した。 その結果、盲点とのつながりが見られたVFDの割合は早期群が27%、中期群が64%、後期群が95%だった(P<0.01)。固視の中心5度以内に視野障害がみられた割合は早期群が28%、中期群が59%、後期群が88%で、両側の半視野に視野障害がみられる割合はそれぞれ49%、80%、80%だった。...
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