AZワクチンで深部静脈血栓症が増加
2022年2月12日
Annals of Internal Medicine
デンマークで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンAZD1222(オックスフォード大学/アストラゼネカ社)およびBNT162b2(ファイザー社/ビオンテック社)の接種による血栓塞栓事象および血小板減少事象のリスクを後ろ向きに評価。ワクチン優先接種の対象となった現場スタッフ35万5209例を対象とした。 その結果、AZD1222接種は、ワクチン未接種との比較で、接種から28日時点の深部静脈血栓症の有意なリスク差が認められた(10万回接種当たりのリスク差8.35、95%CI 0.21-16.49)。脳静脈洞血栓症(同1.68、-0.64-4.00)および血小板減少症(同2.39、-1.09-5.87)のリスク差は有意ではなかった。BNT162b2接種によるリスクは認められなかった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。