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コロナ回復後のワクチン接種で再感染率が低下

2022年2月22日  New England Journal of Medicine

イスラエルで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染から回復した患者14万9032例を対象に、回復後のCOVID-19ワクチン接種による再感染抑制効果を後ろ向きに評価。2021年3月1日から11月26日までにBNT162b2ワクチン(ファイザー社/ビオンテック社)を接種した患者8万3356例(接種群)とワクチンを接種しなかった患者6万5676例(対照群)を比較した。 その結果、接種群354例(10万人当たり2.46人/日)、対照群2168例(同10.21人/日)に再感染を発生した。ワクチンの有効性は、16-64歳患者では82%、65歳以上では60%と推定された。1回接種と2回接種のワクチン有効性に有意差はなかった。...