化膿性足関節炎、関節鏡手術でSSIと再入院のリスクが低下

関節鏡視下手術または直視下関節切開術による洗浄およびデブリードマンを実施した化膿性足関節炎患者を対象に、再手術率および90日間の周術期合併症率を比較。2015-20年の全保険者請求情報データベース（PearlDiver）を用いて、関節鏡視下手術施行患者168例および関節切開術施行患者794例を特定した。 その結果、関節切開術群と関節鏡視下手術群の再手術率に有意差は見られなかった（P＝0.997）。関節切開術群の方が関節鏡視下手術群より手術部位感染（SSI）および再入院の発生率が有意に高かった（P＝0.014およびP＜0.001）。...