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小児の白内障手術、5年後の転帰を検討

2022年3月8日  JAMA Ophthalmology

米国、カナダおよび英国の61施設で、Pediatric Eye Disease Investigator Group臨床試験レジストリに登録された13歳未満の水晶体切除術施行患者994例1268眼(男児51%、年齢中央値3.6歳)を対象に、術後5年時点の視力および転帰を前向きコホート研究で検討した。 視力データが得られた701眼の解析の結果、5年時最高矯正視力中央値は両眼無水晶体眼群20/63、両眼偽水晶体眼群20/32、片眼無水晶体眼群20/200、片眼偽水晶体眼群20/65だった。緑内障または緑内障疑いの5年累積発生率は、両眼無水晶体眼群46%、両眼偽水晶体眼群7%、片眼無水晶体眼群25%、片眼偽水晶体眼群17%だった。追加眼科手術施行の5年累積発生率は13%、33%、11%、34%、等価球面屈折誤差の5年変化量中央値は-8.38D、-1.63D、-10.75D、-1.94Dだった。...