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コロナ流行下で女性の離職や離学率が上昇

2022年3月11日  Lancet

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的なジェンダー格差に及ぼす間接的影響をジェンターに関する各種データの解析で検討した。 その結果、2020年3月から2021年9月までで、女性の方が男性より雇用喪失の報告率が高く(26.0% vs. 20.4%)、介護離職も多かった(2020年3月まで女性は男性の1.8倍、2021年9月まで2.4倍)。女性および女子の方が学校閉鎖以外の理由による退学も、男性および男子より1.21倍多かった。このほか、女性の方がCOVID-19流行下でジェンダーに基づく暴力を受けた訴えが男性の1.23倍多かった。ワクチンに対する躊躇や接種率には性差は認められなかった。...