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12-20歳のCOVID-19ワクチン接種後のMIS-Cはまれ

2022年3月22日  専門誌ピックアップ

米国の2020年12月14日から2021年8月31日までのデータを用いて、12-20歳の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種後の小児多系統炎症性症候群(MIS-C)の報告を調査した。 その結果、COVID-19ワクチン接種後のMIS-Cが21例確認された。全21例が入院し、12例(57%)が集中治療室に入室したが、全例が退院して自宅に戻った。15例(71%)が臨床検査で過去または最近の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染が確認され、6例(29%)は感染が確認されなかった。2021年8月31日時点で12-20歳の2133万5331人がワクチンを1回以上接種し、この年齢群のワクチン接種者100万人当たりの接種後のMIS-C報告率は全体で1.0件、SARS-CoV-2非感染者で0.3件だった。...