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乳がん高リスク女性の検診、MRI併用で死亡率低下の可能性

2022年3月22日  JAMA Oncology

Cancer Intervention and Surveillance Modeling Networkの2つの乳がんマイクロシミュレーションモデルおよびCancer Risk Estimates Related to Susceptibilityコンソーシアムのデータ(症例3万2247例および対照3万2544例)を用いて、ATM、CHEK2、PALB2の病原性変異がある女性のマンモグラフィとMRIによる乳がん検診の便益と害を推定した。 40-74歳に年1回マンモグラフィ単独検診を実施した場合の乳がん死亡率は、検診を実施しない場合より推定36.4-38.5%低下した。35歳から年1回のMRIと40歳からマンモグラフィを併用した場合の死亡率は54.4-57.6%低下し(検診を受けた女性1000人当たりの偽陽性検診4661-5001件および生検良性1280-1368件)、30歳から年1回MRI+40歳からマンモグラフィ併用では55.4-59.5%低下した(同5075-5415件および1439-1528件)。30歳でMRIを開始した場合、30歳でマンモグラフィを開始ししても40歳でマンモグ...