2016-18年の行動危険因子サーベイランスシステムの調査に回答した米国成人60万46例を対象に、多変量ロジスティック回帰を用いて電子たばこ使用と糖尿病前症の関係を検討した。 その結果、糖尿病前症の有病率は、電子たばこ現使用者が9.0%、電子たばこのみの使用者(燃焼式たばこ使用していない電子たばこ現使用者)が5.9%、併用者(電子たばこと燃焼式たばこの現使用者)10.2%だった。完全調整モデルで、電子たばこ現使用者の糖尿病前症のオッズ比は1.22(95%CI 1.10-1.37)、過去使用者では1.12(同1.05-1.19)だった。電子たばこのみの使用者の糖尿病前症のオッズ比は1.54(同1.17-2.04)、併用者では1.14(0.97-1.34)だった。...
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