摂取カロリーを800kcalに制限する12週間の超低カロリー食(VLED)を実施した肥満の線維筋痛症患者を対象に、介入の初期段階(大幅な減量前)の疼痛などの症状改善を観察研究で検討。介入前の疼痛および関連症状の程度が高く(Fibromyalgia Survey Criteriaスコア4点以上)、VLED介入を3週間以上実施した患者195例を対象とした。 その結果、患者の72%がが3週時点までにFibromyalgia Survey Criteriaスコアで評価した症状が30%以上改善したが、評価時点の体重減少量に差はなかった。ほとんど改善しないか全く改善しなかった(改善30%未満)患者は介入前のBMIが高く、うつ病診断率が高かった(いずれもP<0.05)。...
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