部分寛解のDLBCL、自家移植はCAR-T療法より転帰良好
Center for International Blood & Marrow Transplant Researchレジストリに登録された救済化学療法後に部分寛解を達成したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)再発成人患者を対象に、自家造血細胞移植(auto-HCT)とキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法の臨床転帰を比較した。 関連因子で調整した単変量解析の結果、auto-HCT群とCAR-T療法群の2年無増悪生存率(52% vs. 42%、P=0.1)および100日非再発死亡率(4% vs. 2%、P=0.3)に差はなかったが、auto-HCT群では再発および増悪発生率が低く(40% vs. 53%、P=0.05)、総生存率が高かった(69% vs. 47%、P=0.004)。多変量回帰解析の結果、auto-HCTによる有意な再発および増悪のリスクの低下(ハザード比1.49、P=0.01)および総生存率の上昇(同1.63、P=0.008)が観察された。...
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