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小児の行動問題にスクリーンタイムが影響

2022年4月2日  JAMA Psychiatry

12歳以下の小児のスクリーンタイム(テレビ、ビデオゲームなどの使用時間)と外在化行動問題(攻撃的行動、注意欠陥多動性障害の症状など)および内在化行動問題(抑うつ、不安など)の関係をシステマティックレビューとメタ解析で検討。試験87件(98の独立標本、対象計15万9425人)を対象とした。主要評価項目として、スクリーンタイムの長さと外在化行動問題および内在化行動問題(抑うつ、不安など)の関係を検討した。 その結果、小児のスクリーンタイム増加に、外在化問題増加(90の標本、相関係数0.11、95%CI 0.10-0.12)および内在化問題増加(43の標本、相関係数0.07、95%CI 0.05-0.08)との間のわずかだが有意な相関が認められた。研究間の異質性が高いことを示す根拠が示された(I2=87.80)。...