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小児の斜視に精神疾患との関連認める

2022年4月4日  JAMA Ophthalmology

米民間保険請求データベースOptumLabs Data Warehouseに登録された19歳未満の患者1200万5189例(男児50.8%、平均年齢8.0歳)を対象に、斜視と精神疾患の関連を横断研究で検討。屈折異常以外の眼疾患コード報告がない患者を対照者とした。 その結果、斜視との関連を示す調整後オッズ比は、不安障害が2.01(95%CI 1.99-2.04)、統合失調症が1.83(同1.76-1.90)、双極性障害が1.64(同1.59-1.70)、抑うつ障害が1.61(同1.59-1.63)、物質使用障害が0.99(同0.97-1.02)だった。斜視の各タイプ(内斜視、外斜視、上斜視)と不安障害、統合失調症、双極性障害、抑うつ障害に中等度の関連が見られ、オッズ比は、内斜視と双極性障害の1.23(同1.17-1.29)から外斜視と不安障害の2.70(同2.66-2.74)まで幅があった。...