米国食品医薬品局の医療機器有害事象報告データベース(MAUDE)へ報告されたロボット支援人工関節置換術[人工股関節全置換術(THA)、人工膝関節全置換術(TKA)および人工膝関節部分置換術]に伴う有害事象263件を対象に、機能不全の原因および患者への影響を検討した。 その結果、最も報告頻度が高かった有害事象は、TKAでは予想外のロボットアームの動作(204件中59件、28.9%)、THAではレジストレーション チェックポイントの遺残(44件中19件、43.2%)だった。手術進行の遅れが(平均20分)99件、マニュアル手術への移行が31件報告された。患者68例の傷害が報告され、そのうち7例が再手術を要した。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。