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6-15mmの大腸ポリープにはコールドスネア切除法

2022年4月13日  専門誌ピックアップ

米国の3施設で、大腸ポリープ患者235例の6-15mmの無茎性大腸病変286個を対象に、コールドスネア切除術、コールド内視鏡的粘膜切除術(EMR)、ホットスネア切除術およびホットEMRの有効性を無作為化比較試験で比較した。 その結果、主要評価項目の不完全切除発生率は全体が2.4%、ホットEMRが群6.2%、ホットスネア切除が2.2%、コールドEMRが1.8%だった。切除が不完全だった7個のポリープはいずれも大きさが10-15mmだった。コールドスネア切除群では不完全切除が発生せず、手術時間も他の3群より短く、重篤な有害事象も見られなかった。...