3Dマンモグラフィ、従来マンモグラフィより偽陽性率低い
デジタル乳房トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)とデジタルマンモグラフィによる10年間の乳がん検診で偽陽性と判定される確率を有効性比較研究で推定。米国の40-79歳の女性90万3495例(検診296万9055件)を解析対象とした。 その結果、年1回の検診で、トモシンセシスはマンモグラフィより、偽陽性による追加画像検査(49.6% vs. 56.3%)、短期間の経過観察の推奨(16.6% vs. 17.8%)、生検の推奨(11.2% vs. 11.7%)が発生する10年累積確率が有意に低かった。隔年の検診では、トモシンセシスの方が偽陽性による追加検査の累積確率が有意に低かったが(35.7% vs. 38.1%)、経過観察の推奨(10.3% vs. 10.5%)および生検の推奨(6.6% vs. 6.7%)に有意差はなかった。...
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