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コロナワクチン4回目接種で短期的なリスク低下

2022年4月27日  New England Journal of Medicine

イスラエル国内最大の医療機関に記録されたデータを用いて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンBNT162b2(ファイザー社/ビオンテック社)4回目接種の短期的有効性を評価。2022年1月3日から2月18日までのデータを解析し、60歳以上の4回目接種者18万2122例をマッチさせた3回目接種者と比較した。。 その結果、4回目接種後7-30日の相対的なワクチンの有効性は、PCR検査確定感染に対して45%、症候性COVID-19に対して55%、COVID-19関連入院に対して68%、重度COVID-19に対して62%、COVID-19関連死亡に対して74%と推定された。4回目接種後第14-30日の推定値はそれぞれ、52%、61%、72%、64%、76%だった。4回目ワクチン接種後7-30日目の絶対リスク差(3回接種vs. 4回接種)は、COVID-19による入院が10万人当たり180.1例、重度COVID-19が10万人当たり68.8例だった。...