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めまい患者の神経画像検査、受診6カ月以内の実施率は20%

2022年5月6日  専門誌ピックアップ

米国で救急科(ED)または外来を受診し新たにめまいの診断を受けた患者80万5454例(女性62%、年齢中央値52歳)を対象に、神経画像検査の実施状況を横断研究で検討した。 その結果、受診後6カ月以内の神経画像検査実施率は全体が20%、ED受診群が36%、外来受診群が15%だった。受診から神経画像検査実施までの期間中央値は、ED受診群が0日、外来受診群が10日だった。神経画像検査実施に高齢、併存疾患、人種・民族、ED受診、外来臨床医の専門科との関連が認められた。 受診当日の実施率は、頭部CTが92%と最も高かった。受診後6カ月以内でも頭部CTが47%と最も多く、次いで脳MRI(25%)、脳血管超音波検査(15%)、磁気共鳴血管造影(9%)だった。...