6年間にわたり眼科医による評価を受けた患者8万754例を対象に、網膜静脈閉塞症(RVO)が併存する心血管疾患と関係なく脳卒中リスクとなるかを横断研究で検討した。 年齢、性別、心血管疾患、その他の危険因子で調整した多変量ロジスティック回帰モデルでの解析の結果、RVOがあると脳卒中のオッズ比が1.73(CI 1.40-2.12、P<0.001)だった。性別と併存心血管疾患で調整した解析で、RVOと脳卒中の関連は50歳未満群で有意に強かったが(オッズ比3.06、1.34-6.25、P<0.001)、85歳を超えるとRVOと脳卒中の関連は有意ではなくなった(同1.19、0.77-1.79、P=0.41)。...
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