進行/再発子宮頸がんに対するTC+ベバシズマブ療法
進行または再発子宮頸がんに対するパクリタキセル-カルボプラチン(TC)+ベバシズマブ療法およびベバシズマブ維持療法の有効性と安全性を多施設共同非盲検第II相試験で検討(JGOG1079試験)。主要評価項目は、無増悪生存期間(PFS)とした。治験実施計画書に従って69例を解析した。 その結果、TC療法実施期間の中央値は6サイクルで、患者の40%がベバシズマブ維持療法を受けた。PFS中央値は11.3カ月だった。総生存期間(OS)中央値には到達せず、治療成功期間の中央値は5.9カ月だった。奏効率(ORR)は79.7%だった(完全奏効23.2%、部分奏効56.5%)。PFS中央値は、維持療法を受けた25例が14.3カ月、維持療法を受けなかった患者が7.4カ月だった(P=0.0449)。4例(5.6%)に消化管穿孔または消化管瘻孔が発現し、その全例が放射線治療を受けていた。...
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