Long COVIDの症状評価ツールを作成
2022年5月15日
British Medical Journal
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後も遷延する症状(Long COVID)を評価する新たな患者報告転帰の指標、Long COVID症状負荷質問票(symptom burden questionnaire for long covid:SBQ-LC)を作成し、検証。自己申告によるLong-COVID症状がある成人13人および医師10人が内容の妥当性を評価した。Long COVID症状がある成人274人が質問票の草稿を検証した。 SBQ-LC(バージョン1.0)は、患者報告転帰を測定するモジュール式ツールで、17の尺度から構成されている。回答者は、二項目式選択回答または4点評価尺度で過去7日間の症状負荷を評価する。各尺度の合計スコアから線形スコア(0~100)に変換し、スコアが高いほど症状負荷が高いことを示す。評価尺度の改良の結果、いずれの尺度もRaschモデルの1次元性(残差の主成分分析:最初の残差対照値2.00固有値単位未満)と項目適合度(outfit平均平方値が0.5-1.5 logit以内)の要件を満たした。...
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