糖尿病検査のBMI閾値、少数人種/民族では下げるべき
2022年5月22日
Annals of Internal Medicine
米国予防医学作業部会(USPSTF)の2021年版ガイドラインで推奨されている白人成人向けの糖尿病スクリーニング閾値(BMI 25以上の35-70歳の成人)と同等の便益とリスクが得られる少数人種および少数民族向けのBMI閾値を横断研究で検討。2011-18年の米国国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて、18-70歳の米国成人(妊婦を除外した1万9335例)を対象とした。 BMI 25の35歳の成人で比較すると、アジア系米国人(3.8%)、アフリカ系米国人(3.5%)およびヒスパニック系米国人(3.0%)の糖尿病有病率は、白人米国人(1.4%)よりも有意に高かった。白人米国人のBMI閾値25と同等の糖尿病有病率を示すBMI閾値は、アジア系米国人が20、アフリカ系米国人が18.5未満、ヒスパニック系米国人が18.5だった。...
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