心原性が疑われる院外心停止(OHCA)後の長期生存を系統的レビューおよびメタ解析で評価。OHCA後の長期生存を報告した臨床試験21件(患者計1万1800例)をKaplan-Meier法を用いたメタ解析、33件(計1万6933例)を集計データのメタ解析の対象とした。主要評価項目は、退院まで生存した患者およびOHCA後30日以上生存した患者の12カ月以上の長期生存とした。 その結果、生存退院患者の生存期間中央値は5.0年だった。推定生存率は、3年時点が82.8%、5年時点が77.0%、10年時点が63.9%、15年時点が57.5%だった。ショック適応波形の患者は、初期調律にショックの適応がない患者より長期死亡リスクが低かった(ハザード比0.30、95%CI 0.23-0.39、P<0.001)。...
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