nAMDのブロルシズマブ、アフリベルセプトに非劣性
抗血管内皮増殖因子治療を実施しても網膜液が持続する滲出型加齢黄斑変性(nAMD)患者を対象に、ブロルシズマブの有効性および安全性を無作為化第IIIa相試験で検討(MERLIN試験)。参加者をブロルシズマブ6mgとアフリベルセプト2mgに割り付け、4週ごとに投与したした。 その結果、ETDRS視力表で評価した52週時点の最高矯正視力(BCVA)の変化量で、ブロルシズマブ群のアフリベルセプト群に対する非劣性が示された(最小二乗平均差-0.6文字、P<0.001)。ブロルシズマブ群の中心サブフィールド厚(CST)がアフリベルセプト群より有意に低下し(P<0.001)、網膜内液および網膜下液がない患者の割合(40.4% vs. 19.0%、P<0.001)および眼内炎発生率も高く(9.3% vs. 4.5%)、この試験は早期終了となった。...
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