AMLの1次治療、ベネトクラクスと3+7の併用が有効
中国で、18-60歳の新規発症急性骨髄性白血病(AML)患者33例を対象に、ベネトクラクスと組み合わせたダウノルビシンとシタラビンによる3+7療法(DAVレジメン)の有効性と安全性を多施設共同単群第II相試験で検討。主要評価項目は、DAVレジメン1サイクル終了後の複合完全寛解率(完全寛解+血球数の回復が見られない完全寛解の複合)とした(試験は進行中)。 その結果、複合完全寛解率は91%で、完全緩解に至った患者の97%では測定可能残存病変が検出限界(0.1%)未満だった。グレード3以上の有害事象に好中球減少症(発現率100%)、血小板減少症(同100%)、貧血(同100%)、発熱性好中球減少症(同55%)、肺炎(同21%)、敗血症(同12%)などがあった。治療関連死は見られなかった。中央値11カ月の追跡調査で、推定1年総生存率は97%、1年無事象生存率は72%だった。...
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