3mm未満ポリープの完全切除率、CFPがCSPに非劣性
大腸内視鏡検査を受けた18歳以上の患者179例を対象に、3mm未満の非有茎性ポリープへのコールドスネアペクトミー(CSP)に対するコールドフォーセプスポリペクトミー(CFP)の非劣性を無作為化臨床試験で評価(TINYPOLYP試験)。主要評価項目は完全切除率の非劣性とし、マージン生検で残存ポリープが存在しないことと定義した。 その結果、3mm未満のポリープを279個特定した(CSP群138個、CFP群141個)。ポリープ切除の平均処置時間はCSPの方がCFPより長く(42.3秒 vs. 23.2秒、P<0.001)、CFPでポリープを2箇所以上切除する割合がCSPより高かった(15.6 vs. 3.6%、P<0.001)。各コホート2例がマージン生検陽性で、完全切除率は両群とも98.3%で、コホート間に有意差はなく(完全切除率の差0.057%)、CFPのCSPに対する非劣性が示された。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。