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妊娠中のワクチン接種で出生児もCOVID-19リスク低下

2022年6月17日  JAMA Internal Medicine

ノルウェーで、妊娠中の新型コロナウイルスワクチン(COVID-19)接種により出生児の月齢4カ月時までのCOVID-19リスクが低下するかをコホート研究で評価。デルタ株とオミクロン株が優勢だった2021年9月1日から2022年2月28日までに国内で出生した新生児全例(2万1643例)を対象とした。 その結果、出生児9739例(45.0%)の母親が妊娠中にCOVID-19ワクチンを接種していた(2回目または3回目)。出生児の生後4カ月間のPCR陽性率は追跡1万日当たり5.8例だった。妊娠中にワクチンを接種した母親の乳児は、ワクチンを接種していない母親の乳児よりも検査陽性リスクが低く、追跡1万日当たりの発生率も低かった(補正ハザード比:オミクロン株優勢期0.29、95%CI 0.19-0.46、デルタ株優勢期0.67、0.57-0.79)。...