脊椎固定術へのケアバンドルに基づく臨床上の安全性および質改善プログラム導入による手術部位感染(SSI)予防効果を準実験的介入研究で検証。脊椎固定術を施行する患者1554例(導入前690例、導入後864例)を対象に、術後90日以内のSSI発生率を比較した。ロジスティック回帰モデルを用いた調整後オッズ比(OR)でケアバンドルの効果を評価した。 その結果、SSI発生率は、導入後4.2%から1.9%へと有意に低下した(オッズ比0.43、95%CI 0.23-0.80、P=0.006)。ケアバンドル導入後、抗生物質予防投与、術前準備および脱毛処置の適切性にも改善が見られた。...
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