再発・難治性MCLのbrexu-cel、3年後も効果持続
2022年6月28日
Journal of Clinical Oncology
再発または難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL)に用いるbrexucabtagene autoleucel(brexu-cel;KTE-X19)自家抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法を評価したZUMA-2試験の3年間追跡調査結果が報告された。 追跡期間中央値35.6カ月後、治療を全68例の客観的奏効率は91%、完全奏効率は68%、奏効期間中央値は28.2カ月、無増悪生存期間中央値は25.8カ月、総生存期間中央値は46.6カ月(同24.9-推定不能)だった。客観的奏効率と継続的奏効率は、ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬(BTKi)投与歴や高リスク型サブグループ間でもほぼ同じだった。遅発毒性はまれで、追跡期間中に治療関連の有害事象を呈したのはわずか3%だった。...
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