腎細胞がんでニボルマブ+カボザンチニブの長期有効性確認
2022年6月28日
The Lancet Oncology
未治療の進行または転移性腎細胞がん(RCC)患者でニボルマブ+カボザンチニブ併用(323例)とスニチニブ(328例)を比較した非盲検無作為化第III相試験(CheckMate 9ER試験)の長期追跡調査を実施。データカットオフ時点で追跡期間中央値は32.9カ月だった。 その結果、総生存期間中央値は併用群が37.7カ月、スニチニブ群が34.3カ月(ハザード比0.70、95%CI 0.55-0.90、P=0.0043)、無増悪生存期間中央値はそれぞれ16.6カ月、8.3カ月(同0.56、0.46-0.68、P<0.0001)だった。併用群の65%)およびスニチニブ群の54%にグレード3-4の治療関連有害事象が発現し、高血圧[併用群40例(13%) vs. スニチニブ群39例(12%)]、手掌・足底発赤知覚不全症候群[25例(8%) vs. 26例(8%)]、下痢[22例(7%) vs. 15例(5%)]が高頻度だった。...
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