好酸球性食道炎の新たな重症度スコアが有用

好酸球性食道炎（EoE）の国際的コンセンサスに基づく重症度スコア指標システム作成のために、EoEの研究者および臨床医、アレルギー免疫学および消化器病学の専門家からなる学際的グループが3チームに分かれてEoEの組織学的所見、内視鏡所見、症状に関する既存論文のレビューを実施。その後、バーチャル会議で3チームの合意を得た。 その結果、症状の特徴および合併症、内視鏡検査および組織学的検査での炎症性および線維性狭窄の特性で重症度を判定する簡略的スコアリングシステムIndex of Severity for Eosinophilic Esophagitis（I-SEE）が完成した。I-SEEにより医師は通常診療内で重症度を判定でき、0-6点は軽症、7-14点は中等症、15点以上は重症のEoEを示すとしている。...