大腸内視鏡検査による初回診断を受け、治癒的切除術を施行した大腸がん(CRC)患者を対象に、CRC生検後の非腫瘍部位の生検による異時性CRCリスクを後ろ向き症例対照研究で検討。初回CRC後6カ月から-4年までの間に異時性CRC診断を受けた45例と年齢、性別、炎症性腸疾患の有無などでマッチさせた対照212例を解析対象とした。 潜在的交絡因子で調整した条件付きロジスティック回帰解析の結果、初回CRC生検後の非腫瘍部位の生検と追加生検部位の異時性CRCリスクに有意な相関は見られなかった(調整後オッズ比2.29、95%CI 0.77-6.81)。...
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