化学物質PFASの血中濃度高い女性は高血圧発症リスク高い
Study of Women’s Health Across the Nation(SWAN)に参加したさまざまな人種および民族の高血圧がない中年女性1058人を対象に、ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)の血清中濃度による高血圧発症リスクを調査。1999年から2017年まで追跡し、Cox比例ハザードモデルでハザード比と95%CIを算定した。quantile g-computationにより、PFAS混合物の交互作用も評価した。 その結果、ベースラインの血清中濃度最高三分位群の最低三分位群に対する高血圧の調整ハザード比は、ペルフルオロオクタンスルホン酸が1.42(95%CI 1.19-1.68、傾向のP=0.01)、直鎖ペルフルオロオクタン酸が1.47(95%CI 1.24-1.75、傾向のP=0.01)、2-(N-エチル-ペルフルオロオクタンスルホンアミド)酢酸が1.42(95%CI 1.19-1.70、傾向のP=0.01)だった。混合物解析では、全PFASの濃度が最高三分位群だった女性の最低三分位群に対するハザード比が1.71(95%CI 1.15-2.5...
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