5-11歳でのファイザー社コロナワクチンの有効性は
2022年7月5日
New England Journal of Medicine
イスラエル最大の医療機関のデータを用いて、5-11歳の小児に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンBNT162b2(ファイザー社/ビオンテック社)のリアルワールドでの有効性、特にオミクロン株感染に対する有効性を検討。2021年11月23日以降にワクチンを接種した5-11歳の小児9万4728例をワクチンを接種していない対照群とマッチさせた。 その結果、感染に対するワクチンの有効性は、初回接種後14-27日が17%、2回目接種後7-21日が51%と推定された。2回目接種後7-21日目の群間絶対リスク差は、感染については10万人当たり1905件、症候性COVID-19については599件だった。症候性COVID-19に対するワクチンの有効性は、初回接種後14-27日が18%、2回目接種後7-21日が48%と推定された。最年少群(5-6歳)は最年長群(10-11歳)よりワクチンの有効性が高かった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。