米国の放射線科および救急部の指導医とレジデントを対象に、画像診断レポートの表現に関する調査を実施。無記名調査票を用いて、「suspicious of(疑いがある)」、「concerned for(懸念がある)」のような確率的な表現に関する解釈を調査し、放射線科医と救急医で比較した。さらに、優れた画像診断報告に必要な要素などについても質問した。 その結果、放射線科医と救急医による確率的な表現の解釈はおおむね一致していた。放射線科医の考える有用なレポートは、臨床的疑問に答えるもの、簡潔なもの、まとまりのあるものだった。救急医にとって有用なレポートは、簡潔なもの、確定的なものまたは鑑別診断があるもの、臨床的疑問に答えるもの、次のステップを推奨するものだった。...
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