2015-18年の米国健康栄養調査のデータを用いて、肥満手術後の患者の生活習慣を横断研究で評価。18歳以上の患者4659例を減量手術施行群、適正体重群、手術適格群に分類し、自己申告による身体活動および摂食行動を比較した。 その結果、手術施行群は手術適格群より中強度から高強度の身体活動に費やした時間が多かった(147.9分/週 vs. 97.4分/週)。身体活動ガイドラインが推奨する身体活動量を満たしていた割合は、適正体重群が45.6%、手術施行群が23.1%、手術適格群が20.3%だった。健康食指数2015スコア(0-100点、高スコアほど食事の質が高い)は、適正体重群(54.4点)の方が手術施行群(50.0点)および手術適格群(48.0点)よりも高かった。総エネルギー摂取量は、手術施行群(1746kcal/日)が最も低く、次いで適正体重群(1943kcal/日)、手術適格群(2040kcal/日)の順だった。...
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