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米の子宮移植33例、5割以上が生児出産

2022年7月21日  JAMA Surgery

2016年の米国初の子宮移植から5年間の移植および出産転帰をコホート研究で検討。2016-21年に子宮移植を施行した子宮性不妊の女性33例を対象とした。移植レシピエント33例のうち31例が先天性子宮欠損(メイヤー・ロキタンスキー・キュスター・ハウザー症候群)だった。21例が生体ドナーから臓器提供を受けた。 その結果、平均36カ月の追跡期間中、ドナーまたはレシピエントの死亡はなかった。1年移植片生着率は74%(31例中23例)だった。33例中19例(58%)で21人の生児出産を確認した。1年時点で移植片の生着が得られたレシピエントの生産率は83%(23例中19例)だった。新生児の在胎期間中央値は36週6日、出生体重中央値は2860gだった。先天性奇形は見られなかった。...