SNSのたばこ情報で若者の喫煙率が上昇

たばこに関するソーシャルメディアコンテンツへの接触が生涯のたばこ使用、過去30日間のたばこ使用、たばこ未使用者のたばこ使用に対する感受性に及ぼす影響を系統的レビューとメタ解析で検討。文献29報（13万9624例、青年72％、若年成人15％、成人13％）を対象とした。たばこには、電子たばこ、紙巻きたばこ、葉巻、水きせる、無煙たばこを含めた。 その結果、たばこに関するコンテンツ接触者は、非接触者との比較で、生涯たばこ使用（オッズ比2.18、95％CI 1.54-3.08、I2＝94％）、過去30日のたばこ使用（同2.19、1.79-2.67、I2＝84％）、たばこ未使用者のたばこ使用に対する感受性（同2.08、1.65-2.63、I2＝73％）のオッズが高かった。サブグループ解析では、たばこ販売促進、積極的関与、受動的関与、生涯のたばこ関連コンテンツへの接触、複数のプラットフォームでの接触、青年および若年成人のコンテンツへの接触に関して、ほぼ同じ影響が見られた。...